2013年9月20日金曜日

CUT OUT PORTRAIT・2





「CUT OUT PORTRAIT(切り絵似顔絵)」



「紙」

今回、初めてロシアで「切り絵似顔絵」を行なうにあたり、事前に日本で50枚の色紙を用意致しました。
果たしてその数が「多いのか?少ないのか?」全くわかりませんでした。

あまり注文を頂けず、残った色紙を日本に持ち帰るのは荷物になるだけです。また仮に沢山の注文を頂き紙がなくなったとしても、現地で調達すれば済む事です。

「50枚位でいいかな!?」、と。



展覧会初日。
おかげさまで初日から沢山の方々にご来場頂き、「切り絵の似顔絵」も沢山ご注文をいただくことができました。
次の日も、またその次の日も・・・4日目。持参した色紙は全て無くなっていました。


紙を調達すべく美術館の帰り道、アパート近くにある文房具店に立ち寄ることにしました。店内は思いのほか広く、いろいろな商品が溢れていましたが、如何せん「紙」に関してはあまり品揃えが良くありません。勿論「有るところには有る」のでしょうが・・・文具店にそれを期待するのは酷と云う物でしょう。
有る紙の中から使えそうなものを選びます。
結局購入した紙は、日本の「オリガミ」のような非常に薄い紙でした。






下絵を描いています。


日本から持参した紙がなくなり、現地で調達した「オリガミ」くらいの薄い紙で制作中。(非常にやりずらい)


普段はスプレー糊を使いますが、飛行機に持ち込めないためスティック糊を使用。(これがまた扱いずらい)


「出来上がり!」






この女性も笑顔が絶えませんでした。


「私はロシア語を話せません」と言うのですが、ちょくちょくロシア語で話しかけて来ます。お姉様方は皆さん陽気です!


この少年、不思議な雰囲気を持っています。まなざしが、映画「シックスセンス」に出演していた子役の俳優の様でした。


3日目にして、ようやく作らせていただきました。彼女が美術館に来た時、たまたま何人かのお客様が似顔絵を待っていたため、結局3度も足を運んで頂く事になってしまいました(ごめんなさい)。
自身も絵を描かれるそうで、日本へ旅行した際に描いたというスケッチを一枚いただきました。彼女の人柄が表れた優しい絵でした。


覗かれています。


彼女はバレリーナでしょうか?


「ふ〜ん、悪くないんじゃない?」























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