本日はあいにくの雨模様。
しかし”小雨程度なら実施される”と聞いていたため、美術館に行く途中ではありましたが、少しだけ寄っていくことにしました。
雨はよく降りますが、降ってもせいぜい2時間程です。
「コレクターズ・マーケット」
毎週日曜日、午前10時〜午後1時。
マーケットが行なわれる場所へ到着すると、そこは想像していた感じとは違い、「規模は小さく、扱っている商品も限られた物」しかありませんでした。
「雨が降ってるから、出展を控えた人が多かったのかなあ?」と、思っていましたが、聞くところによると・・・
「この時期はバケーションで多くの人達は遠出をし、まだ休暇先から戻って来ていないだけ」とのことでした。
「この時期はバケーションで多くの人達は遠出をし、まだ休暇先から戻って来ていないだけ」とのことでした。
また商品が限られている事も・・・
「もともと何十年も前からある、”コレクターズクラブ”の催しで、主にクラブの人達が自慢のコレクションを持ち寄り、気に入った物を交換・売買していたために扱う物が偏っている。」とのことでした。
主は物は、「バッジやコイン・切手に古書」といったところです。
勿論、私たちのような観光客でも購入する事はできます。
「もともと何十年も前からある、”コレクターズクラブ”の催しで、主にクラブの人達が自慢のコレクションを持ち寄り、気に入った物を交換・売買していたために扱う物が偏っている。」とのことでした。
主は物は、「バッジやコイン・切手に古書」といったところです。
勿論、私たちのような観光客でも購入する事はできます。
小雨の中、ご苦労様です。
晴れてきました!
気が付けばそこに居る人達(売り手も買い手も)の殆どが男性です。完全に”男の趣味の世界”です。(手前に写っている女性は稀です)
古本屋さんです。少し見せて頂くことにしました。。
このおじさん、「これは◯◯で・・・それは××で・・・」と、親切に説明をしてくれます。(たとえ客であろうと、知人でもないのに愛想の良い人はなかなかいません)
”何か面白い本がありそうだ”と、腰を下ろして本に手を伸ばしたその時、コインを抱えた別の男性が声をかけてきました。
「コインはどう?」
するとこのおじさん、先程までの笑顔が一瞬にして”鬼の形相”に!!
「コノヤロー!割り込んでくるんじゃねぇ!この人達は今俺んとこ見てんだっ!とっとと失せやがれっ!!!」(ロシア語です・・・でも間違いありません!)
ビックリです!確かにルール違反だとは思うのですが、何もそこまで怒らなくても・・・
その後は先程までの”愛想の良いおじさん”でいてくれました。
面白い本を発見!
私:「これはどう?お店に置いても売れないだろうけど、面白いよね!?」
妻:「面白いね、いいと思うよ、なかなか売れないだろうけど。」
ソビエト崩壊翌年の「ハバロフスク市の電話帳」です。
何冊かの古書を購入し、少し遅れて美術館へと向いました。
「ミュージアム・ショップ」
極東美術館のミュージアムショップ「ダリ・アート」。
妻は初めて美術館に来たときから気になる物があったようです。
「こぐまのミーシャ」
こぐまのミーシャ・・・1980年に開催されたモスクワオリンピック(日本を含むアメリカを中心とした西側諸国の多くがボイコットした幻のオリンピック)の公式マスコットキャラクター。30年以上の時を経た今も、世界中にいる多くのファンに愛され続けています。
ショーケースの中には2体のミーシャがいました。1体はガラス製で、もう1体は陶器で出来ています。
「ガラス製のミーシャは今まで見た事がない」と妻は言っています。
「じゃあ、この2体は”買い”だね!」
2体ともその場で購入してもよかったのですが、今回極東美術館には大変お世話になっているので、「できるだけ買い付けも美術館のミュージアムショップでしよう」と話していました。欲しい物の目星を付けておき、帰国前にまとめて購入するつもりでいました。
その後も妻は毎日美術館に来る度に、”ミーシャがいる”ことを確認していたそうです。
帰国3日前のこと。
いつものように美術館へ行き作業をしている私に妻が言います。
「・・・陶器のミーシャがいない。」
「・・・グリーシャさん(ミュージアムショップのボス)に確認してみたら。配置換えしたただけかもしれないし」
グリーシャさんの話によると、「前日に来たオーストラリアからの観光客が陶器のミーシャを買って行った。」という事でした。
「あ〜、あの時買っておけば・・・せめて購入する意思さえ伝えておけば・・・」(後の祭りです)
”欲しいと思った時が、買い時” でした。
残念ながら「陶器のミーシャ」は居なくなってしまいましたが、もう1体の「ガラスのミーシャ」は無事購入することができました。
私たちはこの「ガラスのミーシャ」を、”置物”だとばかり思っていたのですが、実際には、子供用のオードトワレ入れ(香水瓶)でした。
グリーシャさん曰く、
「このミーシャは珍しい物で、今では探してもなかなか出てこないよ。」
超レア物!?「オードトワレ入れ」のミーシャ
中身は入っていませんでしたが、香りがほのかにが残っています。
「ソビエトのプロパガンダ・ポスター」
冷戦時代のソビエト連邦で、特定の思想・行動へと誘導する意図を持って作られたポスター。
レプリカではなく当時の本物のポスターは1000ドル以上するそうです。(デザインによりけり)
ミュージアムショップに「本物」はありませんでしたが、「レプリカ・縮小版」があったので、何枚か購入致しました。(勿論、極東美術館には当時のオリジナルがたくさん展示してあります。)
「ソビエトのビンテージ・ピンバッジ」
面白いバランスのチェブラーシカがいます。
ハリネズミはロシアの定番モチーフの1つですね。
見る角度で絵柄が変わるタイプのバッジです。
ミュージアムショップでは、他にもいろいろと面白い品を購入することができました。
また全体の買い付けとしても、「バラエティに富んだアイテムをたくさん仕入れる事が出来、満足のいく仕事ができた!」と妻は申しておりました。
ロシア雑貨・買い付け終了。
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