「русский язык」
先日まで、約2ヶ月間「ロシア語」を習っていました。
先生はイルクーツク出身のターニャさん。
年明けまで岐阜に滞在するという事だったので、
「帰国までの2ヶ月間だけですがロシア語を教えて頂けないでしょうか?」
と打診してみたところ、とても中途半端なお願いでしたが、快く引き受けて下さいました。
ターニャさんの出身地イルクーツクと言えば、やはりバイカル湖です。
水質世界最高の透明度!
世界最古の湖!
世界最大の水深!
世界最大の貯水量!(地球上の淡水の20%)
世界遺産です!
(この透明度!いつの日か訪れてみたい場所です。)
ロシア語の教室は週2回行なわれ、2ヶ月が経つ頃にはノートも4冊目に突入していました。
それだけを見ていると、「我ながらよく勉強したなあ」と思ってしまう(錯覚)のですが、教室がある度ターニャさんに言われる事がありました。
「書くだけじゃダメ!覚えてないのは勉強してないのと同じ!」(ごもっともです)
しかし何度書いてもなかなか頭に入りません。
”学生は勉強する事が仕事です”。
気が付けば私もいつの頃からか年齢だけは大人になっていました。やらなければならない仕事も少ないですがあるにはあります。
「学生ってのはホントに恵まれた環境だ!」と今、改めて感じます。
・・・なんて事を考えるのも、単なる勉強をしていない大人の言い訳に過ぎないのですが。
今年はロシアで個展開催・ビエンナーレに参加。そして来年も個展を控えている今、頭の中のアンテナは”ロシア”に強く反応します。
TVや映画から聞こえてくるロシア語。耳を澄ませば、聞き覚えのある言葉もちらほらと。
個展の模様を掲載して頂いたロシアの新聞。帰国時には何一つ理解できていませんでしたが(今も理解できませんが)、紙面の中に見覚えのある単語がポツポツと出てきました。
いつか全てを理解できるようになりたいです。
ターニャさんの声が聞こえてきます・・・・
「なりたいと思うだけじゃダメ!」
(はい、おっしゃる通りです)
引き続き勉強いたします。