「CUT OUT PORTRAIT(切り絵似顔絵)」
「国民性?」
例えばアメリカの場合。
「綺麗に作ってね!」と、笑顔でアピール、とにかく陽気。
例えば日本を含むアジア圏の場合。
「恥ずかしい!」と、目を合わせてくれない、シャイな人々。
しかしそんな話はどこかで聞いたよくある話(ステレオタイプ)で、厳密に云ってしまえば、
「どこの国でもあらゆる種類の人が居る!」
ということです。ロシアもしかり。
姉妹ですね。まずは妹から
少し緊張しながらも、終始微笑んでいました。
次はお姉ちゃんの番です。妹は緊張から解放されたのか本来の姿(?)に・・・ちょっかいばかりかけています。そんな姿を後ろでママが眺めています。(ちなみにパパは隣にいます。)なんて素敵な家族でしょう!
若い男性のお客様。(学生さんかな?)
「今までにも何度か似顔絵を描いてもらいましたが、こんなに特徴をとらえて描いてもらった事はありません。目がそっくりです!ありがとうございました。」と彼。似顔絵の料金+チップまで頂いてしまいました。
黒髪がとても綺麗なおねえさん。
彼女もいつも微笑んでくれていました。
この男性は終始”無表情”でした。帰り際「スパシィーバ」と私が言うと、”コクリ”とだけうなずいて帰って行かれました。(勿論、怒っているわけではありませんよ)
興味津々です!
仲の良いご夫婦です。
「妻の似顔絵を作って欲しいんだけど、写真でも出来ますか?」
「はい、作れますが一度どんな写真なのか見せてください。」
「これなんだけど・・・大丈夫?」
「問題ありません。」(問題なのは、その肩から掛けてる・・・)
「よかったら、このパソコン使いますか?何か調べたりとか・・・」「有り難うございます。だけど今は使いませんから大丈夫です。」(勤務時間中では?仕事に戻った方がいいんじゃない?)
美術館の守衛さんでした。
「職業柄?」
定かではありませんが、「美術館に居る人に限っていえば、週5日フルタイムで働いている人があまりいないのではないか?」という印象を受けました。昨日いた人が今日はいない。今日いた人が何日も来ない。
美術館の守衛さんも、毎日同じ人ではありませんでした。
先週みえた守衛さん・・・全く笑いません。話をしているところを見た事がありません。完全に感情を消しています。
始めは怖く見えました。しかし、彼が仕事が終わり家に戻ったら・・・そんなはずはないのです。
つまり「職業柄」と云うことなのでしょう。守衛たるもの、不必要な会話をしてはならない!歯を見せてはいけない!etc
と思っていました。が、
似顔絵を頼んでくれたこの守衛さん、顔を合わせれば必ず”ニコッ”としてくれます。
朝、美術館に来ると「ズドラーストヴィーチェ!」(おはよう!)
帰る時には「ダスヴィダーニャ!」(さようなら!)
と必ず声をかけてくれます。
・・・・「職業柄」ではなかったのかな?
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