2013年10月23日水曜日

映画「人類資金」






昨日、映画「人類資金」を妻と二人で観てきました。


先日のブログにも少し書きましたが、この映画の撮影は4ヶ国で行われ、そのロケ地の1ヶ国が、私の個展が開催されたロシア極東の都市ハバロフスクでした。また滞在中、公私ともに大変お世話になりましたリョーコさんも、この映画に通訳として参加されていたそうです。


舞台は冬のハバロフスク。アムール河も凍結する極寒のなかでの撮影です。

ハバロフスクに到着した佐藤浩市のセリフ。
「意外と寒くねぇな〜、・・・・やっぱ、さみ〜な〜!」

妻が言います。
「この感じ、わかる〜。」

私がロシアを訪れたのは今回が初めてでしたが(しかも夏)、妻は以前にも買い付けで冬のロシア(モスクワ)を経験していました。
冬のロシアに来る外国人は極寒を覚悟して入国します。頭が極寒になっているため、実際には耐えられない寒さでも、その瞬間は「な〜んだ、意外と大丈夫じゃん!」となるようです。しかし体は正直なもの、すぐに悲鳴を挙げてしまいます。・・・だそうです。


教会やアムール河、アムールスキー通り(?)、と見覚えのある景色が映し出されます。

「オダギリジョーさんは綺麗なロシア語を話していましたよ。」
と、リョーコさんがおっしゃっていたのを思い出し、彼の話すロシア語に注目して観てみます。

・・・な〜んて、大体からしてロシア語を話せない私に、彼の何がわかるというのでしょう!? わかるはずもありません。只、いつもの”カッコいいオダギリジョー”ではなく、”少し間抜けなオダギリジョー”がとてもよかったです。


映画も終わりエンドロールが始まりました。

密かにリョーコさんの名前がクレジットされないか興味津々で観ていると・・・

ありました!!ロシアクルーの中にリョーコさんのお名前がっ!!(妻も同じ事を考えていたようで、見つけた瞬間「あっ、リョーコさん!」と声に出していました)


映画本編のどのシーンよりも興奮してしまいました。




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