極東美術館
ロシア極東地域随一の美術館。
この美術館のユニークなところは、創設は1931年と新しいのですが、モスクワやサンクト・ペテルブルグにあるロシアの誇る美術館、エルミタージュ、ロシア美術館、トレチャコフ美術館、プーシキン美術館の所蔵作品が寄贈されてこの美術館のコレクションの基となっていることです。
展示は大きく分けて3つの部分からなっています。西欧、ロシア及びアムール河近在の少数民族の芸術作品です。
美術館が所蔵している西欧美術の至宝は、なんと言っても、ヤン・ブリューゲルとコローの風景画です。
ロシア芸術作品の間では、19世紀のロシア美術の黄金時代を築いた代表的な画家、シーシュキン、クィンゼ、アイバゾフスキー、レヴィタン、レーピン、クラムスコイの作品を見ることができます。
アムール河近在の少数民族の芸術作品の間では、ナナイ族、ウリチ族、エベン族等極東地域に住む少数民族の様々な衣装、生活用品、装飾品等が展示されています。魚の皮で作った服、シャーマンのお守り、セイウチの牙を彫った装飾品等が目を引きます。
展覧会場
そして私の個展が行われる会場は、美術館1階・ミュージアムショップが併設された企画展示室です。旧ソ連時代のクラシカルなホールといったところでしょうか。
どんな展示になるのでしょう?
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