「モビールをつくろう」
夏休みワークショップ第3弾、「モビールをつくろう」が、8/8(日)県美術館・実習棟にて開催されました。”モビール=動く芸術”、という枠のなかで自由に作ってもらったため、今回もとても面白い作品が数多く生まれました。
10:00 ワークショップ開始。
いつものように制作時間をなるだけ削りたくないので、話も早々に下絵作りのため図書館へ移動。のつもりでいたのですが・・・・・・
先週、現在岐阜県美術館で開催中の「20世紀美術への招待状」という企画展を観てきました。するとそこに何とアレクサンダー・カルダーの作品が展示してあったのです!。カルダーとはアメリカ人の彫刻家で、モビールを始めて世に出した人物です。モビールといえば、子供の知育玩具やインテリアとしての認識が今では一般的ですが、もともとは芸術作品だったのです。
”そんなモノが今同じ建物のなかにあるなんて!!”
”この機会を逃すまい!!” とばかりに、モビールの歴史やらなんやら話していると、結果いつも以上に制作時間を割いてしまっていました。(本物(言い方がおかしいですが)に接することができる機会はなかなか無いと思い、つい・・・)
展覧会の宣伝?も終り、みんな揃って図書館へ移動。
前回まで触れていませんでしたが、毎回「絵本のなかの住人たち展」の鑑賞時に、県図書館の司書さんに、”絵本のよみきかせ”をお願いしていました。(説明不足でしたが、ワークショップも含めこの企画は、「図書と美術」・「子供と大人」の両者が行き交うことを願った企画で、少しでも絵本や芸術を身近に感じてもらえたら、と思いおこなっています。)いつもみんな「これから何が始まるんだろう?」とワクワクした様子で興味津々に聞いていました。
12:00 昼食
13:00 実習棟にて制作開始
午前中の話のなかで、私が作ったものをいくつかサンプルとして見てもらっていたので、
「さ~て、どこまでハミ出せるかなぁ~?」
などと一人思いながら楽しみに見て回っていました。・・・
結論。彼らはもともと納まろうとしていません。「作りたいものをただ作る」それだけです。それこそが全てです。以前ある方に、「教えることは、教わることだ」とお話いただきました。改めてそう感じさせられます。
スパンコールでデコレーションする子。
クレヨンで絵付けする子。
種類の違う紙を組み合わせる子。
カラフルな妖怪たち。
何だろう、これは?
みんなホントに素晴らしいです。
15:00 制作終了・発表会
いつものように、意見交換の発表会。
”他人のモノを意見する” これもいろいろな意味で大事だなぁ~と、またまた考えさせられました。
15:30 ワークショップ終了
今回のワークショップ 「ブックカバー・風鈴・モビールをつくろう」 に参加してくださった皆様方、暑い中お越しいただき(実習棟は快適でしたね)また長時間の作業、本当にお疲れ様でした。今後もモノ作りを楽しみながら続けていってくれることを願っております。
ありがとうございました。
*ひき続き「絵本のなかの住人たち展」は、9/26まで岐阜県図書館にて開催いたしております。
皆様のお越しを心よりお待ちいたしております。
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