フラマンにて(チェブラーシカも覗いてます!)
先日、カナダ(バンクーバー)に住む兄貴家族が、おおよそ2年ぶりに日本に帰って来ました。
兄はバンクーバーのパウエルリバーという小さな街でおスシ屋さんを営んでおり、今回約2週間の休みを取っての帰国となりました。(定期的に帰ってくるのは本当にエライ!!)
そして前回の帰国時と比べ、今回大きく変わっていた事があります。
「兄貴がタバコをやめていた!」
兄はカナダでも自分でタバコを巻いて吸うような愛煙家だったのですが、ある日を境に”パタッ”と止めたそうです。(帰国時には人間ドックにも行っていました。健康に目覚めたのでしょうか?)
そしてもう一つ、
「姪っ子が日本語と英語を話せるようになっていた!」
姪は”生まれも育ちもカナダ”ですが、前回の滞在時にはまだまだ幼く、言葉を発する事はほとんどありませんでした。
・・・・が、この2年の月日の間に驚きの成長がっ!!
私が他の部屋に行くと、後からトコトコ連いて来て、
「What are you doing ?」
しばらく戻らないと、
「Where's my friend ?」
「ユタカおじさ〜ん!」
と、大きな声で呼ばれます。
可愛い過ぎです!!
完全に「プリンセスのしもべ」です。
「父ちゃん、母ちゃん」
兄夫婦は自分たちの事を「パパ、ママ」ではなく、「父ちゃん、母ちゃん」と呼ばせています。最近日本でもそう呼ばせている家庭は少ないのではないでしょうか?
カナダに居て「父ちゃん、母ちゃん」とは・・・いいですね〜!!
母ちゃんは、お店の手伝いをする傍ら、子供服や雑貨等を制作する作家さんでもあります。勿論そんな人だから、妻の店「フラマン」に興味がないわけがありません。店内をくまなく物色します。
「これ、かわいい〜!」
「こういうのカナダにはないんだよね〜!」
・・・・どこに住んでも、やはり女性は皆同じですね。
父ちゃんは、カナダで釣りをする傍ら、寿司屋を営んでおります。(反対か?)
勿論そんな人だから、日本に居ても頭は”釣り”の事で一杯です。
ある日、母ちゃんがフラマン店内を物色中、父ちゃんはやる事がなく店の外へと出て行きました。そして私は見逃しませんでした。
ボクサーはシャドーボクシングをします。
野球経験者は、何気ない時に自然とピッチングのフォームをとります。
ゴルフ好きな人は、駅構内で素振りをしたりしています。(実際見た事ありませんが)
そして釣りキチの父ちゃんは、道端に出て「フライフィッシング」のスタイルで、”シャドーキャスティング”をしていました!
ブラット・ピット主演のフライフィッシングが描かれている映画「リバー・ランズスルーイット」(いい映画です)
ビッグフィッシュを手にする父ちゃん
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いい家族です!!
幸せな気分を貰えました。