2012年12月2日日曜日

LAよりネイサンさんがやってきた!







「LAよりネイサンさんがやってきた!」


中南米に生息する”森の宝石”モルフォ蝶/(名和昆虫博物館)




先週の月曜、LAよりネイサンさんがやってきました。

「私はその日仕事だからネイサンのことお願いします。」
と、突然岐阜在住の画家フセヤよりメールが入り、急遽彼のお伴をすることになりました。

ネイサンはLAのダウンタウンにあるギャラリー「HiveGallery」のオーナーで、自らもアーティストであります。今回の来日は、銀座で開催される彼のギャラリーアーティスト約30人によるアートショーを行うこためで、岐阜へはフセヤの「よかったら岐阜にも遊びに来たら?」の一言から来ることになったそうです。(誘った本人が当日居ないってどういうことだっ!?)



彼を拾うため朝一で駅へと向かいました。
後で聞いた話ですが、ネイサンはなかなか私を見つけられなかったそうです。と言うのも、事前にフセヤが伝えていた私の風貌が、「ヒゲ(Beard)、メガネ(Glasses)」。残念なことに私にはあごヒゲはありません。・・・口ヒゲ(Mustache)でした。


あいにくの雨でしたが、彼の希望に沿いまずは岐阜城へ。
岐阜育ちの私は当然何度も登っていましたが、地元であるだけに雨の日に登った事はなく、また新鮮な気持ちで景色を堪能することができました。言うまでも無くネイサンは「COOL!」を連呼していました。


雨の岐阜城から望む長良川


ポールパイソンを飼っている!という彼が昆虫に興味がないわけがない!と勝手に決めつけ、下山後は名和昆虫博物館へ。(と言うより私が行きたかったから?)
その後、日本三大大仏・岐阜大仏へ寄り、そしてネイサンお待ちかねの温泉へ・・・・
岐阜の老舗旅館・十八楼の温泉は、長旅と雨に打たれたネイサンの心と体をゆったりと癒してくれたようです。

夜フセヤと合流するまでまだ少し時間があったため、自宅へ戻る途中妻の店に寄ることにしました。

私が蜜蜂をモチーフに制作したモビールをネイサンは見つけると、
「僕はQEENじゃないけど、HIVEのKINGだから、これは僕のモビールだ!」
と言い、ご購入いただきました。(ありがとうございます)




自宅へ戻りのんびりくつろいでもらいます。
が、私は絵描きで、彼はギャラリスト。当然作品を見てもらいます。

ネイサン:「ユタカの作品はデリケートでラインが美しく素晴らしい。」
ユタカ:「ありがとう。」

そんな愛想の無い(無いわけではありませんが)私の返答に、ネイサンは改めて言いました。

「(手をヒザの位置へ持っていき) OK!」
「(ヘソの位置で) GOOD!」
「(目線で) GREAT !」  「YOU ARE  HERE!」

ユタカ:「(ガッツポーズで) YES!」


次に彼の作品を見せてもらいます。
スケッチブックに描かれたドローイングはハンパ無い描き込みで、何よりその世界観に圧倒されます。ネイサンの内側であり私の内側でもあるような・・・心を覗くような素晴らしい作品です。
先ほどまでのギャラリストの顔はどこえやら、そこにはアーティスト・ネイサンが居ました。


そんなこんなとしてる間に、ようやくフセヤがやってきました。
「オジサン2人で何話してたの?」
今日あったことをあれこれ話すと、彼女は優しい笑顔で爆笑していました。


妻のお店終わりに4人で食事をし、帰り際にネイサンが言いました。
「素晴らしいツアーガイドをありがとう」

・・・・2日後にはロシアからセルゲイ・コブロフさんがやってきます。

しばらくはツアーガイドだなっ!?



 



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